審美歯科医院と普通の歯科医院との違い
審美歯科(しんびしか)という言葉最近多く聞かれるようになってきましたが、なんだか高そうなイメージだけど審美歯科っていったいどんな治療をするのだろうか・・と思いの方もいらっしゃると思います。
審美歯科医院と普通の歯科医院との違いですが、まず一般の歯科医院で行われる治療では、皆さんご存知のように虫歯や歯周病、歯槽膿漏といった歯や歯肉の病気や症状を治療することが主な治療となっています。
そして審美歯科ではそのような一般的な歯科医院の治療から、さらに見た目に美しくて健康な歯や歯肉を作るための専門的な歯科治療を行っているのが審美歯科です。
健康な歯や歯肉を作る治療からさらに、最先端の治療を施しに口元の印象を決めるスマイルラインやEラインを美しくしまた歯ぐきの色や健康状態までにわたって歯の周りの総合的美しさを作ることを治療の目的としています。
ホワイトニングで白く輝く歯、矯正治療できれいに整った歯並びなどを得られることができるのが審美歯科医院なのです。
審美歯科でホワイトニングや矯正治療を施すことで美しい笑顔と共に自分に自信が持てるようにもなってきます。
審美歯科治療はこのように白い歯など審美的な美しさだけを作るのではなく健康的にも精神的にも満足を得ることが出来るようになる素晴らしい治療なのです。
歯を白く美しくするだけではなく健康的にも精神的にも満足を得られ歯並びや歯茎の状態などあわせて総合的に美しくしてくれる審美歯科は今、大変人気となっています。
ホワイトニングの種類
審美歯科(しんびしか)でのホワイトニングと聞くと皆さん、まっ白い歯にブリーチング(歯の脱色)する事だと思われているみたいですね。
審美歯科でのホワイトニングという名前はの意味は少し違っていてもっと広い意味で使われています。
審美歯科治療のホワイトニングの種類には、歯質自体を着色する治療法やまた着色そのものを除去する治療法などがあります。
審美歯科では歯の変色(黄ばみ)に対してどんな治療法をしているのかをご説明していきましょう。
審美歯科で歯のホワイトニング(ホワイトクリーニング)
普段のご家庭でのブラッシングではなかなか取ることのできない歯の色素沈着などの原因には、コーヒーや紅茶また緑茶などの色素を含む食べ物や飲み物などがあります。
また歯の黄ばみのその他の原因になるのが喫煙などによるタバコのヤニなどの汚れも歯の表面にステインと呼ばれる汚れやしみを作ってしまいます。
審美歯科ではクリーニング(プロフェッショナル)とよばれる方法でこのような色素沈着やステインなどによる歯の黄ばみをなくしていきます。
クリーニング(プロフェッショナル)の方法は、まず最初に口の中の汚れをきれいに取り去りその後で専用の器具で色素を洗い流していきます。この時使われる器具は超音波スケーラー、ハンドスケーラー、エアースケーラーなどが一般的に使われています。
専用の器具できれいにした後、歯の表面をさらに特殊な研磨剤を使って磨いていき最後にきれいなツヤを出して仕上げていきます。
審美歯科でホワイトニング(ホワイトクリーニング)にかかる一回の時間としては、口全体に行いますとだいたい約30分〜1時間程となっております。
ホワイトニング(ホワイトクリーニング)は1回することで目立った汚れはかなりの部分落とすことができますがさらにいっそうの白さを実感するためには個人差にもよってきますが2〜3回程度は受けられることをお勧めします。
事前のカウンセリングでこのへんのことも相談しておくとよいでしょう。
このホワイトクリーニング(プロフェッショナル)の美点として口腔内の汚れをきれいに落とすことによって口臭や虫歯など、また歯周病の予防にも大きく役立ってくれることがあげられます。
審美歯科の歯のマニキュアとブリーチング
審美歯科で行われる歯を白く美しくしてくれる治療ではホワイトニングの他に歯のマニキュアやブリーチングといった治療法もあります。
では歯のマニキュアやブリーチングを順番に説明をしていきましょう。
審美歯科で行われる歯のマニキュアですが、合成樹脂の材料を歯の表面に、薄く塗って固めるという方法になります。
どんな歯の状態の時に行われるかというと、人によってはエナメル質の形成不全や形成異常などがありこれによっておきる歯面の縞模様や白斑など、または変色歯などの改善方法として行われています。
気をつけていただきたいのは歯のマニキュアは、ホワイトニングと違って早く変色してしまったり時間のたつにつれ少しずつ磨耗していったりしてしまいますので簡単に歯を白くすることができるのですが一時的な白さを作るという程度になります。
マニキュアの費用としては1歯あたりおおよそ数千円程となっています。
マニキュアを施す施行時間は1歯あたりで約10分〜15分程度です。
結婚式やパーティーなど御呼ばれの時などに、ほんの少しだけおしゃれとしてマニキュアをされるのもいいかもしれませんね。
次に審美歯科で行われるブリーチングについてご説明していきます。
審美歯科でのブリーチングの方法としては、ある薬剤を用いて歯を漂白する方法になります。
またブリーチングは2種類の方法があります。一つは審美歯科医院で行われているオフィスブリーチングというものともう一つは自宅で自分でできるホームブリーチングになります。
次から審美歯科医院で行われているオフィスブリーチングと自宅で自分でできるホームブリーチングのご説明をしていきます。
審美歯科で行われるオフィスブリーチングと自宅でのホームブリーチングの方法
最初に先ず審美歯科でのホームブリーチングをご説明していきます。
オフィスブリーチングは審美歯科でのオフィスブリーチングよりも手軽にまた簡単に行うことができますただ簡単にといいましてもある程度の工程が必要にはなってきてしまいますが、なんといってもご自分でいつでも簡単に歯の脱色をすることが出来るので多くの方が取り入れていらっしゃる方法です
このホームブリーチングをする時に使用する薬剤は日本で認可、販売されているものでは歯磨き剤程度のものとなりますがいずれにしても歯をある程度白くしてくれます。
最近ではホームブリーチングの薬剤やキットなど通信販売やインターネットをを通しても購入することができます。
気軽に自宅でブリーチングをすることはできますが、きちんとしたブリーチングを行うには審美歯科にてきちんとオームブリーチングの指導をしてもらって、定期的に診察をしてもらうことが必要になってきます。
ブリーチングを成功させるためにもぜひ審美歯科にご相談されることをお勧めします。
ホームブリーチングは審美歯科で施行してもらうオフィスブリーチングよりも安い価格でブリーチングを行うことはできますが、どうしても審美歯科でのオフィスブリーチングよりは脱色効果は低くなってしまいます。また脱色にかかる期間も長くなってきてしまいます。
次にオフィスブリーチングを見ていきましょう
審美歯科でのオフィスクリーニングはまず漂白剤を歯の表面に塗っていきます。
その後で光を当てることによって色素を分解してくれ同時に歯の脱色も行って歯を白く変化させていきます。
オフィスブリーチングにかかる時間としては一回のブリーチングで約30〜40分程となっております。
またかかる期間のほうですが白さを追求するために何度かに分けて行われますので平均的には数日〜数週間ほどかかってきます。